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やっぱりこの方が描く世界が好き!!

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    本日のSSはおやすみ。
    この間、神林長平先生の『言壺』を読み終えました!!
    うん、雪乃はやっぱり、この世界でどの作家さんが一番好きかと訊かれたら、中野京子さんとこの方を押します!!二人の時点で一番じゃないけど(←)、どちらも甲乙つけがたい程に好きです!!
    神林先生の作品は、どれを読んでも雪乃のツボを押しまくってくれますっ!!


    というわけで、次ページネタバレ!!
    以下、『言壺』ネタバレ!!








    今回読んだこの『言壺』。
    雪乃の主観がだいぶ混じっておりますが、印象としては、コンピュータが人間の『言葉のあり方』のサポートをしている…ように見えて、この『言葉のあり方』でコンピュータが人間を支配しようとしている感じを受けました。
    パソコンをグレードアップさせた感じのワーカムは、今や世界中の誰もが持っているもので、特に『言葉』を生業としている者には大変便利なもの。何故なら、最初に色々教育が必要ではありますが、使えば使うだけ使用者の思考を学び、詰まった時には『こういうことが言いたいんじゃない?』と続きの文章を考え、しかもそれは使用者の考えたものかと思うくらいにその人の文章。
    ワーカムは、言わば自分自身。『さすがっ!!わかってるぅっ!!』となること受け合い。むらっ気のある物書き未満の雪乃としては、大変ほしいものです。


    ………。でも
    わかります?この怖さ


    言壺は、同じ世界観で異なる時間軸・視点で書かれた9本の短編で構成されています。近い時間軸かなと思うものから、ジャンルまで違うのでは?と思うものまで様々。ですが、それぞれが違う角度から『言葉』を書かれていました。それもまた面白かったのですが。
    ワーカムの怖さが一話ごとに、じわじわと迫ってくる感じが面白くてですね。
    小説の一番最後の一文に、鳥肌が立ちました。


    1994年が初出だったみたいでして、これをそんな昔(24年前!!)に思いつけたなぁ…と感嘆をつきました。っていうか今現在、結構そんな感じになりつつあるよなぁ…先見性凄い…!!
    ちなみに雪乃は、言葉ポットのお話の『栽培文』が好きでした。言葉にこめられた感情に同じものはない。その感情を忘れたくない。そんな、思春期の女の子が『言葉』を育てるお話。


    あー…もっと神林先生の作る世界を読みたい…!!

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      • 2019.08.22 Thursday
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