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【本日のSS】氷点下10度の戦い

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    このところ、吹雪が凄いです。色々と外へ出ないといけない用事が多い中、この天候はなかなかつらい;雪は好きなんですけどね、雪乃に害がなければ←


    久々
    本日のテーマは『吹雪』
    二次創作、鉄血のミカクーです


    次ページ、SS
    ビルの外へ一歩出た時、クーデリアは絶句した。
    この土地は、天候の変化が激しいということは事前調査で知っていた。なので、きちんとそれに対する事前準備もしていた。
    …しかし。

    「…これは、さすがに想定外、です…」

    誰にともなく呟いたクーデリアは、次々風向きの変わる雪の嵐にひたすら目を丸くするしかない。要人用の丈夫な車で来ているとはいえ、この視界ゼロの悪天候の中ではどうすることも出来まい。

    だが突如、そんな自然の猛威に立ち尽くすしかない彼女の細身を、誰かの手が暖かな外套でくるんでいた。

    「わっ…、えっ!?」

    そのまま、あろうことか横抱きにされれば、クーデリアはいつもの理知的な仮面など児戯のごとき容易さで剥ぎ取られている。
    もこもこと顔を優しく包むファーを掻き分けると、そこには想像通りの少年の無表情があった。

    「み、三日月…?」
    「掴まってないと、落ちるよ」
    「え、三日月…な、何を…」
    「車よりも、俺がこのまま走った方が安全だし、早い」

    そんな無茶な。
    …とは一概に言えないほどの視界の悪さ。
    いやいや。待て待て。

    「こんなに視界が悪いのですから、三日月だって危険ですっ」
    「…そっか。それもそうだね」
    「わかって下さいましたか…」
    「ならバルバトスで行こう」
    「待って下さい」

    しかし一人妙に納得した彼は、彼女を抱えたまま…それはもうしっかりと…自分の愛機へと向かう。彼の鍛え抜かれたその身体が生み出す力に抗うことなど、非力なこの身には不可能だ。

    ファーでその赤い顔を隠すことで唯一の抵抗らしい抵抗を見せたクーデリアだったが、その様子を見て舌なめずりを一つした三日月を見ることは出来なかった。


    【サブシートなんてない】
    鉄血のオルフェンズ 三日月・オーガス×クーデリア・藍那・バーンスタイン

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      • 2019.05.26 Sunday
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